コンサルの仕事

さっさと上流工程を任されるコンサルタントになる方法

コンサルティングファームに入ってきた若手の多くは、さっさと上流工程の仕事をしてクライアントと話をして沢山提案して、早くマネージャになりたいって考えて入社する人が多いです。

でもそんな簡単にはいきませんよね。

若手コンサルタントの不満

会議の議事録とかマネージャから指示された雑務、プロジェクトの運営に必要な手続き、資料の管理などなど、やりたいことがほとんどできずにこんなはずじゃなかったって嘆きながら転職を考える新人って結構多いですね。

そんなのは、寿司職人になるための弟子入りしたけど、全然寿司を握らせてくれないって嘆いているのと何ら変わらん!!若僧が甘えるな!!

と昭和の親父のような気持で怒りをあらわにするつもりはないのですが、ちょっとだけアドバイスすると、上流工程の仕事を前面に出てやりたいという希望を叶えるにはプロジェクトのリーダーの信頼を得るしかないのです。

マネージャの期待値

自分の事は自分が責任をもってやり切りますという責任感の強い社員も多く入ってきますが、そうは言っても会社としての責任を負うのはスタッフではなくマネージャです。だからマネージャからの信頼を得る必要があります。

  • この子にやらせてみよう
  • 多少の失敗はよい経験になるだろう
  • 何かあったら全力でフォローしよう

このようにマネージャに思ってもらうしかないのだと思います。その為には好き勝手やっていてはだめて、ある程度マネージャの手となり足となり下働きをして、マネージャの行動の先を読んでプロアクティブに行動できるようになる事が必要だと思います。

雑務もイヤイヤやりながらマネージャーの指示が来るまで仕事せずに、始めた仕事も雑でやり直しが多いというメンバーには責任の重い作業は任せられないと考えるのが一般的です。

マネージャの期待値を超えて、信頼を勝ち取る事が出来たら、ようやく提案資料を作成する機会を与えられたり、プレゼンでクライアントの前で話をする機会をもらえたりします

雉遠
雉遠

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