おじさんコンサルには厳しい時代が始まったように思えます。。
AIって何ですか?って答えられないコンサル増えてませんか?artificial intelligenceです。人工知能のことです。
いやー、正解です。で?で?で?何するの?人工知能ってなに?
コンピューターが自ら考えて行動する技術です。
うーん、なんか物足りないですよね。最近は若手コンサルの方がAIを大学で学んでいる人が多く、おじさんコンサルは会話についていけず、耳をふさいじゃっている人が増えています。おじさんコンサルの危機的時代の到来です。
最近はAIが語れるコンサルが求められる
AIって言葉がはやりになって久しい時代です。AIってなに?って答えられないコンサルタントが増えている印象があります。語れれば良いだけではないのですが、語ることもできない人が増えています。
AI以前にDXすらも・・・
もっというとDXってのも答えられないコンサルタントが増えていますね。DXのソリューションとしてAIだったりRPAって技術が使われることが多い程度は調べれば出てきます。RPA知らない人はさすがに減ってきましたが、AIを知らない人が非常に多い印象です。
私も勉強中ですが、AIは奥が深い。。。おじさんコンサルにはすべてを理解するにはハードルが高い世界です。でも、ある程度語れるようになる必要がありますよね。
クライアントの期待値は企業のDX化
クライアントの興味はいまやDX推進者多数です。RPA程度は作れなくてもどんなものかは調べれば概要はわかります。でもAIって定義が不明瞭でAIの第一人者と呼ばれる人達ですら、それぞれAIの定義が異なっています。進化し続けているので、実態がつかみずらい。
そこを上手く語れるコンサルタントが少ないです。ある程度のはったりで話している人もいます。学習させればなんでもできます的に・・・。そんな、実現不可能な夢物語を語る人がいるので、クライアントの期待値も上がっちゃいます。
クライアントの期待値に反してスタッフは疲弊する
でも、それをデリバリーするスタッフが疲弊しちゃいます。だってできないじゃん。無理じゃん。って言ってもマネージャにはそこまでの理解がないので話にならない。
自分の理解のない分野のはったりは非常に危険です。クライアントは喜ぶけどスタッフはついてこないです。孤独なコンサルほど厳しいものはないです。
この先はそんなコンサルの世界が待っています。逃げ出すなら今かもしれない・・・
でも、表面的でもAI学ぶと結構面白いです。めっちゃくちゃ難しいコアな知識は若手に任せるとして、コンサルの経験と表面的なAI知識を使えばまだまだやっていけるはずなので、ちょっと騙されたと思ってAIの世界に足を踏み入れてみるだけでも、AIに対する印象は変わってくると思います。
難しいけどAIは面白い
AIを学習する最初って、統計学とか数値眺めるデータ関連の話が出てくるので、そこで多くの人は思考停止に陥ってしまいます。
でも、そこはあまり根詰めて理解しようとしないで良くって、さらっと流して読み進めても問題はないです。すると、何となく見えてきます。勉強と同じですが、1回読んでわからなくてももう一度読んでみると結構わかってきます(分かったつもりになってきます)
少なくとも、
- 学習すればするほど頭が良くなるわけではない
- 人間と同じ思考になるわけではない
この程度は理解できるようになります。
あの映画の世界は来ないとわかる
ちょっと学んだだけでも、マトリックスの世界やターミネータの様な人間を機会がコントロールするような世界は来ないと言うこともわかってきます。
ドラえもんの様な万能で、自分の意思で動くロボットはできないけれど、用途特化型のロボットが出来る可能性は非常に高いと言うことも見えてきます。既にありますもんね。アシモだったりペッパー君だったり。スマホでも大いに活用されていますよね。
ちょっと勉強するだけでなんちゃってAI技術者になれる
これが理解できるだけでも、クライアントとの会話で優位にコミュニケーションが取れるようになると思います。それほどハードルは高くありません。
全くAIに詳しくない人もこちら読みやすい一冊です。これ見れば、↑で私が書いたことは理解できます。統計の知識も不要です。
これだけでも、優位に立てるなら読んでみて損はないです。ただ、コンサル経験ないと、それっぽくコミュニケーションする事が出来るのかはわかりません。
興味が出てきたらG検定
人口知能は人間を超えるか?を読んで興味が深まってきたら、データサイエンティストやG検定のテキストを読んでみるとよいと思います。表面的ですが、統計学の勉強にもなるし、データ活用の重要性もわかり、超表面的にAIの全体像が見えてくるように思えます。
まとめ
私は資格取得を推進する人ではないのですが、知識の一つとして読んでおいて損はない本だと思ったので紹介しました。
ここまでの、3冊でそれなりにクライアントとAIについて語れるようになっていると思います。とはいっても、AIという技術は進化は止まることはありません。
AIは、過去のデータから答えを推論する。というのが主な機能で、推論の精度を上げる研究は世界中で行われています。最新の情報を常に追いかけるのは難しい世界ですが、AIの入り口に足を踏み入れたのと入れていないのとでは、最新技術を追いかける難易度はかなり変わってくるので、少し時間を割いて上記の本を読んでみてはいかがでしょうか。
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