コンサル会社へ転職~経歴書を簡単に作成するコツ

転職ワザ

昨今、コンサル会社って人気ですよね。世間一般ではこんなイメージでしょうか。

・なんとなくかっこいい
・自分を成長させてくれそう

多くの人が、こんなイメージでコンサル会社に転職したいって考えているのではないかと思います。でも、これそのまま職務経歴書に書いても、書類は通過しません。当たり前ですよね……。

今回は、コンサル会社の書類選考で通過する職務経歴書の書き方を紹介します。面接官の心に刺さる職務経歴書を作成すれば、転職は半分成功したと言っても過言ではありません。

雉遠
雉遠

ほぼ、給料アップが目的でしょう

アドバイザ
アドバイザ

だとしても、この動機を経歴書に書くのはNGですね。

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コンサル転職で職務経歴書に入れるべき3要素

職務経歴書には、経歴と、志望動機を書く欄があります。ここでは、志望動機の書き方についての紹介になります。コンサルに限らないかもしれませんが、志望動機に入れるべき要素は4つあります。

志望動機に入れるべき4要素
  1. なぜコンサルをやりたいのか
  2. なぜこのコンサルファームなのか
  3. 入社したらどんな貢献ができるのか

経歴書には、なぜコンサル?をサマって書く

シンジ
シンジ

コンサルって給与高いし、かっこいいじゃんじゃダメなの・・・

志望動機を書く際の1つ目のポイントは「なぜコンサルをやりたいのか」です。

コンサル会社への転職理由が「何となくかっこいい」とか「自分が成長できるから」など抽象的であると、面接官に気持ちが伝わりません。だから、なぜコンサルをやりたいのかを考えるには、コンサルの仕事をざっくりと知る必要があります

コンサルの仕事をざっくりと確認

まずは、コンサルって何してるの?をざっくり把握する必要がありますね。

コンサルの仕事をざっくりと

コンサルの仕事を一言で言うと、「企業の課題解決のお手伝い」です。関わる業界は多岐にわたります。そして、企業は経営戦略上の意思決定に関わる様々な課題を抱えています。その課題は、数学のように一意の答えがあるわけではありません。論理的に考えつつ、発想力を活かし、時には、顧客やプロジェクトメンバーと共に、最適な答えを導き出していくことがお仕事になります。

シンジ
シンジ

あー、面倒臭い。なんでこんな仕事が人気なんだろうか。。。

アドバイザ
アドバイザ

貴方の経歴書はこんな感じだったと被いますよ。課題を見つけて、解決策を考える。若手の志望動機としては、まずまずだったと思います。

志望動機例

現在はソフトウェアベンダーで開発を担当しています。しかし、設計書やテスト方針に統一性がなく品質は開発者に依存しバラバラな状況です。そのため、リリース後の保守が煩雑になるという課題を感じていました。開発プロセスやテスト方針を定めることで、品質を上げながら保守負荷が下がると考え、会社に提案を行いました。実行には至っていませんが、この課題を整理して改善策を検討する活動を行ったことが、コンサルタントとしてのキャリアに魅力を感じたきっかけです。

転職後にコンサルとして関われる業界を認識

続いて、コンサルになりたい理由を整理しましょう。コンサルはいろんな業界に関わります。コンサル会社の規模によって、一人のコンサルタントが、複数の業界に関わる会社もありますが、大手コンサルは大抵、専門とする業界を決めてキャリアを進めていきます。

業界役割業種
メーカー物を製造する食品・農林・水産・建設・住宅・化学・薬品・鉄鋼・金属・
鉱業・機械・電子・電気機器・自動車・医療機器・印刷・事務機器関連 など
商社物を運ぶ総合商社・専門商社
小売物を売る百貨店・スーパー・コンビニ
金融お金を動かす銀行・証券・クレジット・リース・生保・損保
サービス社会基盤を提供不動産・鉄道・航空・運輸・物流・電力・ガス・エネルギー・ホテル・旅行・アミューズメント・レジャー・教育
マスコミ情報を発信する放送・新聞・出版・広告
ソフトウエア・通信情報を活用するソフトウエア・インターネット・通信
官公庁・公社・団体国と地方公共団体の役所官公庁・公社・団体
雉遠
雉遠

会計の仕事とか人事の仕事とか、業界違っても同じだろう。って思っていても業界毎にカラーが異なります。だから、コンサル会社に入社すると、どの業界を専門とするコンサルになるか、ある程度方向性を決める会社がほとんどです。

アドバイザ
アドバイザ

今働いている業界や業種の特徴を把握した上での転職の方が、より専門的なコンサルになれる可能性がありますね。

コンサルの仕事は、企業の課題解決のお手伝いです。でも、それを漠然と言っても伝わりません。コンサルになりたい理由づけで一番簡単なのは、今の職場の業界における問題点を何とかしたいと言う思いをきっかけにするのが良いです。

コンサルの、課題を解決するために行動できる人材であることをアピールしつつ、今関わっている業界に対して、自分の知識を活かしながら変えていける人材になりたいという理由を整理しましょう。

アドバイザ
アドバイザ

最近では、DXの導入が進まない。自分なりにDX化のコストメリットを調べて、上司に提案したけど、取り持ってくれなかった。上司を動かす提案力が無いことを痛感したが、コンサル的な活動が充実していたから、コンサル業界でスキルを磨きたいって人がいましたね。

雉遠
雉遠

20代の応募であれば、通す可能性高いですね。面接で具体的な活動内容を聞いてみようかなって思います。

アドバイザ
アドバイザ

転職者には、即戦力を期待します。でも、コンサルとしてではなく、業界知識の活用という観点で戦力化します。だから、その業界の知識が豊富である事をアピールした上で、コンサルになりたい理由を、経歴書に書くと好印象を与えるものになると思います。

なぜコンサル?なぜコンサルファーム?なぜうち?の答えを用意しておく

シンジ
シンジ

大手の外資系コンサルティングファームって、給料もいいしかっこいいじゃん

志望動機を書く際の2つ目のポイントは「なぜその企業を志望するのか」です。コンサルの会社って、IT系とか、戦略系、人事組織系と、分野に特化したIT会社もあります。応募するコンサル会社の専門が自分の経歴とフィットしているのか確認してください。

アドバイザ
アドバイザ

あとは、多くのコンサル会社が求人を出しているので、それぞれの違いを比較して、特徴的なところにフォーカスして応募の理由にするのも良いと思います。

雉遠
雉遠

仕事の内容で特徴出ればいいけど、分野が同じだとあまり差がないですね。それよりも社風とか、人間関係、組織感の風通しの良さとか、その辺強調して、自分が成長するために最適な環境があると考えている。みたいな感じでいいんじゃないかな。

志望動機例

コンサルティング会社としての規模が大きく、さまざまな人材が働いている点に魅力を感じています。また、規模が大きいにも関わらず、社内でナレッジを共有する仕組みも整理されていて、会社として方法論などの整備も進んでいると聞いています。以上の点から、コンサルタントとして多くの成長機会が得られて、コンサルタントとして効果的に提案活動ができると考えているためです。

転職後にコンサルとして貢献できること

シンジ
シンジ

そんなこと特に考えてはなかったな・・・・

志望動機の最後のポイントは「どのように貢献したいのか」です。経歴書に書ける内容は限られています。その中に自分を入社させるメリットを示すことが書類に通る秘訣です。

採用担当者の多くは書類選考で「入社後、何に貢献してくれるのか」を確認します。どれだけ優秀な人材でも、将来ビジョンがなければ仕事に対する熱意は伝わりません。

アドバイザ
アドバイザ

具体的に何を書けばいいかなんて難しいですよね。ある程度想像でも、自分が入社したらどんなことができるかは、的外れでもいいので書けるといいと思います。そのためにはホームページのニュースリリースなどを読んで、そこに絡めて話ができるといいと思います。

雉遠
雉遠

まぁ、これは、書いた方が良いけど、内容自体には、あまり期待してないかな。面白そうなこと書いていたら、ちょっと面接で話聞いてみようかなって思って、通すこともありますね。

志望動機例

昨今はDXやAutomationがトレンドになっていますが、この分野でコンサルタントとして貢献できると考えています。理由は2つあります。1つは、IT業界で開発者として従事していた経験です。提案する際に実装レベルまで想定して、できることとできないことを見極めながら提案できると思っています。2つ目は、私が仕事する上で、効率化を重視しているという点です。非効率なプロセスや不要な手続きを見つけて、改善する活動を行ってきた経験は、コンサルタントとして必要な能力の一つだと思っています。今は我流ですが、入社後にスキルを磨くことで貢献できると考えています。

コンサルの経歴書に書いてはいけない志望動機

具体的な内容に落とし込めていない内容は、書くべきではありません。

過去のコンサルタントとの経験(憧れ)だけ

  • 前職でコンサルの人と一緒に仕事をして、刺激を受けた
  • コンサルの提案資料を見てその見やすさに自分もこんな資料作ってお客さんに提案できるようになりたいと思った。

このような内容は、曖昧すぎます。より具体的にすることで、志望動機に使える可能性はあります。

  1. 具体的にどんな活動だったのか
  2. どんな点に刺激を受けたのか
  3. それはなぜか?

結局、過去の経験で憧れたのは分かったけど、そこから今まで何かしてきたのか。そして、転職後にどんなことがしたいのかを説明できることが重要です。

ポイント

憧れで始まっても良いけど、それを受けて何か行動が変わったか。そして入社後にどんなことをしたいのか具体的なイメージを持っているか。

実績の具体性がなく、漠然としている

アドバイザ
アドバイザ

これまでの体験で、苦労したこと、チャレンジングだった体験と、それをどう乗り越えたのかを教えてください。この様に解答に困る質問は、コンサル会社側で面接の時に確認する内容として決められているケースが多いです。

追い詰められた時にどう乗り越えたのか、困難に直面した時の行動は、コンサルタントとしてやっていけるかの判断材料にされます。また、経験がない時に、素直に経験がない旨を伝えるのか、無理やり何かを捻出して答えるのかの確認もする意地の悪い質問です。

職務経歴書に余裕があれば、チャレンジした体験とどの様に乗り越えたのかを記載してみてください。

雉遠
雉遠

大して困難でないことを課題としたり、乗り越えた方法が、チームで一丸となって頑張りましたとか、最後まで諦めずにやり切りましたとか、無理やり捻出した内容は必要ないです。無理に捻出しないで、具体的な経験がないならなくても問題はありません。

答えられない質問への対応

どんな質問にも、何かしら回答する姿勢は大事です。でも、漠然とした内容だと評価されません。経験があるなら、具体的にポイントを絞って説明できるように準備しておきましょう。また、わからない、経験がないならその旨を正直に伝えたほうが高評価を得られます。

コンサルへの研究不足

有名だから、人気企業だから。優秀な人材が多いから、自分も入社したらかっこいいコンサルタントになれる。そんな思いで応募してきている人が多いです。

シンジ
シンジ

コンサルなんてめっちゃ忙しいし、人海戦術で乗り越えることもある。上流工程でお客さんと話なんて、基本的にスタッフはやらせてもらえないっす。マネージャに認められるまでは、下積み期間は長いし、泥臭い仕事が多いんですよ。キッツイだけですね。下っ端のコンサルは……

雉遠
雉遠

シンジの言う通り泥臭さは多分にありますね。だから、入社してから、こんなはずじゃなかったって、短命で転職していく人が多い業界です。面接官の経験が増えると、どんな人が短命なのか、わかる様になってきます。

コンサルファームが欲しがる人材の経歴書

今のコンサルティング会社は、IT人材の取り合い状態が続いています。特にDX化の案件が増えている昨今では、コンサルタントとしての素養よりも技術的な要素に重きを置いて採用活動するケースも増えています。

アドバイザ
アドバイザ

Webデザイン開発の経験のある人材とか、AIに詳しい人材などは非常に人気があります。

雉遠
雉遠

そもそも事業会社からの転職者にコンサルタントとしての即戦力は期待していません。現職での経験などコンサル以外の経験をもたらしてくれることを期待しています。したがって、今従事している会社でどれだけのことを学んで成長したかが重要なんです。

論理的に物事を考えられる人

論理的に話ができる人はビジネスにおいて重要なスキルです。コンサルは数字での根拠出しが超重要です。なので、ロジカルに数字の根拠が示せることは非常に重要なスキルです。数字を使ってロジカルに説明することで、信憑性のある提案ができます。

なので、感覚で「なんとなく改善できそう」で終わる人は意識を変えないと、コンサルを続けるのは厳しいと思います。

経歴書の書き方も、経験をそのまま羅列するのではなく、特筆すべきキャリアにフォーカスして、キャリアの一貫性やストーリー性を考慮した書き方にすることで、論理性をアピールできます。

プロアクティブに動ける人

上司から指示を受けてから出ないと動けない人は、コンサル業界には向いていません。また、言われた事だけをやって終わったら指示待ちというのも論議です。

ゴールを明確にした上で、週単位、日単位でやるべきことを整理して、自ら進んで動ける人材を求めています。

経歴書の備考には将来の自分像を中長期的なゴールを書き、それを実現するためにコンサルへの転職が必要であるということを明記することで、目的のある転職だと認識されます。

一緒に仕事して楽しそうな人

面接官次第ですが、この人と仕事したら楽しそうだ。と思ってもらえるコミュニケーション力も重要です。

雉遠
雉遠

実はこれ結構重要です。能力的に未熟でも教育して育てれば良いって気持ちになります。でも、能力が高いけど、相性が悪い人とは、教育しても限界はあります。

ただし、それを経歴書で表現するのはかなりの難易度です。奇を狙いすぎるとスルーされるので、転職には繋がらない変わった仕事の経験などをコンパクトに記載できるのであれば、入れても良いでしょう。

アドバイザ
アドバイザ

経歴書には、決まった様式があるわけではありません。過去のキャリアとこれからのキャリアが一貫していて、コンサルファームでやっていけそうという印象を与えることだけでなく、備考欄に、転職とは関係のない仕事の経験や、趣味などを記載して、多様な分野で活躍できるということをアピールするのも効果的ですね。

経歴書の確認は転職エージェントを活用

ここまで説明してきた内容を一人で整理して経歴書に整理して書き込むのはかなりの重労働です。そこで、転職エージェントの活用をお勧めします。転職エージェントを使うことで、煩わしい作業の多くはエージェントがサポートに入るため、あなたは、転職活動に注力することできます。

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