なぜ悩む??日々転職を視野に入れるコンサルタントたちの日常

転職ワザ

なんとなく転職したい。コンサルタントとして2~3年ほど経つと多くのコンサルタントは転職をするべきかを悩み始めます。

でも、ふわっとした気持ちで転職活動を始めると、転職エージェントにいいように振り回されて、そんなはずじゃなかった転職をしてしまうリスクがあります。

なんちゃってコンサルで20年もやってると、転職はしていないですが、内定通知をもらった経験は複数あります。その時の経験をご紹介します。

内定もらったのに転職はしないんですか?

採用面接を受けて「ここは違うな」って感じたり、年収に満足できなかったり、転職時期の折り合いがつかないなどで、見送ることが多いですね。端的に言うと、今の会社の方がよいと判断してしまった事ですね。

カモられない為のエージェント活用法!

若手コンサルタント達が転職を考える多くの理由は、こんな感じではないでしょうか。

  • やっぱりコンサルの仕事はきつい
  • 忙しすぎるマネージャの仕事っぷりを見て、私生活を重視したくなる
  • 評価制度に不満がある
  • 他社に転職することでキャリアアップできるのではないかと考え始める
  • 他にやりたいことができた

上記の内、最後の「他にやりたいことができた」以外の理由だと、転職エージェントにカモられることになるかもしれません。5つ目の理由以外は逃げの転職だからです。

エージェントに逃げの転職だと見抜かれたら、心の隙間に付け込まれて、適当な職場を紹介されます。そして、それが現実だ、自分の今の実力だとあきらめるか、転職することが目的になって、多少の昇給で納得して仕事内容もあまり変わらない職場に転職することになるかもしれません。

転職エージェントにカモられる転職希望者たち

転職エージェントは、転職希望者に企業を紹介しても、転職希望者から報酬を得ることはありません。会員制のエージェントサイトで月額料金を取る所もありますが、基本的には、企業側から採用確定した時に報酬を受け取る仕組みです。

転職エージェントが企業からの報酬をもらうためには、転職希望者の内定をもらって転職を確定させることです。内定の出しやすい企業がどこなのかもある程度把握しているので、転職希望者にその企業を推して転職するように仕向けます。

だから、思いの強くない転職希望者はエージェントにとってお得なお客様。そんな人には、とびっきりのヨイショをして、その気にさせてしまって、採用しやすい企業を紹介してという感じで回転率を上げて、報酬を得るという進め方をするエージェントもいます。

だから、逃げの転職は避けたほうが良いです。少なくとも会ったばかりのエージェントに逃げの転職理由を包み隠さず話すのは避けた方がよいでしょう。

気長にキャリア構築に付き合ってくれる転職エージェントもいます

それでも、中には本当に親身になってくれるエージェントもいます。大した思いもなく転職したらどうなるんだろう。。。そんな疑問で付き合い始めたエージェントの中には、私のキャリア相談に乗ってくれて、もう少し今の会社にとどまった方が良いとアドバイスしてくれるエージェントもいました

転職を急かすエージェントは、私の前から消えていきました。ので、そこで信頼できるかをふるいにかけることもできます。多くのエージェントはさっさと転職先を探して内定取ってもらって報酬が欲しいというのが本音の所です。

だからこちらの経歴を軽く眺めただけで企業紹介を始めるエージェントは要注意です。視野を広くみて転職以外の選択肢もアドバイスしてくれるようなエージェントを見つけることが納得できる転職へつながります。

転職させて終わりではない転職エージェントの仕事

転職エージェントの短期的なゴールは、転職希望者の内定の獲得ですが、そこで終わりというものではありません。

内定者が転職を遂げたとしても、最初の数カ月は元の企業と文化的なギャップも多く違和感を感じながら仕事をすることになります。企業側もそういった転職者の不安定を知っているので、ただ受け入れるのではなく長期的に活躍してくれそうな人材を探します

良いエージェントは、転職後の定着を考慮する

企業にとって、優良な社員を長期抱え込むのは会社の成長に欠かせません。良い人材を紹介してもらうために、転職エージェントを活用していても、転職してきた人材が半年もたたずにほかの企業に転職してしまっては、エージェントに支払った報酬などが無駄になってしまいます。

それを避けるために、企業側と転職エージェントの間では、「内定者が一定期間辞めずに在籍する事」という条件を報酬の条件している企業もあります。

そういった事情もあるので親身にキャリアを考えてくれるような転職エージェントは、職場の文化なども考慮して転職希望者が転職先でうまく長期的にワークできるかどうかの判断をしたうえで紹介してくれます。

従って、企業側の事情と転職希望者の心情などを見て転職先を探してくれる転職エージェントは、企業からの信頼も厚く、非公開案件などを入手しているケースも多いので、より良い条件の求人を紹介してくれる確率も上がります。

数打ちゃ当たる論法の転職エージェントは避けるべし

一方で、片っ端から面接してみればよいという感じで企業を紹介するエージェントも一定数います。長期的に在籍することを条件に入れていない企業へは、スピード重視で人材を紹介した方がメリットが大きい為です。

そのような企業ばかりどんどん紹介するエージェントとの付き合いは避けた方が良いと思います。紹介される企業も個々の能力を求めているというよりも、労働力としての採用を求めているケースもあるので、転職して後悔する確率が高くなると思います。

転職エージェントの見極め方

転職エージェントという職業の文化全てを把握しているわけではありませんが、お付き合いさせていただいているエージェントの話を聞く限り、高収入案件を扱っているエージェントは大企業やコンサルファームなどの人事とのリレーションがしっかりしている傾向にあります

企業の求める人材をしっかり探して紹介し、内定者も長期的にワークし続けているから大企業とのリレーションが強固になります。闇雲に数打ってヒットを狙う打率の低い戦いはせずに、確実に企業に繋げる人材を探して紹介をするので、転職者も入社後のギャップが少ない事が多いというメリットもあります。

おすすめの転職エージェントという視点では探さない

おすすめの転職エージェントについてどこなのかってのが気になる所ですが、結論は、「大手エージェントはどこも一緒」ということになります。

気になるのは、転職成立させた企業一覧とかですよね。塾が大学合格実績を出すのと同じで、エージェントもどの企業に転職させたかの実績が重視されます。

そこには当然、企業の人事部とのリレーションの多さも重要になってきます。でも、リレーションはエージェントの会社が持っているというよりは、エー円とそれぞれの担当者が持っているケースがほとんどです。

だから重要なのは、エージェント担当者個人の実績と、あなたとの相性です。

エージェントの会社ではなく、担当者で決める

エージェントの実績がすごくても、お互いの会話がしっくりこないとか、なんとなく転職の結果出すことを優先しているというエージェントは話をするとわかります。

大手の転職エージェントにはそういった人が少ないというのも事実ですが、結果を出したいと考えているエージェントが、数うちゃ当たる論法で提案する人も一定数いるらしいです。

転職の結果で満足が得られるかで重要なのは、そのエージェントとの相性です。これは、担当者と会話して判断するしかありません。

  • 経歴書作成を急がせる担当者
  • 紹介できる企業が沢山あると手当たり次第紹介して判断をこちらに委ねる。
  • または、あいまいな根拠でおすすめ企業を紹介する。

このあたりは、あやしいですね。急がされてしまい、気持ちが転職に動かされて、今の職場に残るという選択肢が削がれてしまいます。経歴書なんてせかして書かされたら、「書いたんだから転職だよね」って気持ちになっちゃいます。

エージェントにお願いすべきこと

転職活動をエージェントのペースに巻き込まれないようにこちらから伝えるべきは、

  • 転職希望時期の目安と、まだ転職をすると決まったわけではないこと
  • 今の職場に残留する可能性もまだ十分あるという事。
  • 今の転職市場の勉強をすることが目的であるということ。
  • さらに、自分の市場価値も把握したいということ
  • 正式な応募の前にカジュアル面談をしたいということ

などがあります。その中でも私個人が重要だと思ったのはカジュアル面談をするということだと思います。

カジュアル面談のすすめ

人事部の採用担当者や採用検討中の部署の責任者と採用合否に関わらない、会話の機会をもらえる事があります。これは、一般的にカジュアル面談と呼ばれています。

まずは、エージェントと自分の希望について話をした後で、合ってるかもしれない企業に連携して、エントリー前に合否に影響しない会話をする機会です。

可能であれば、カジュアル面談を行っている企業を選択するのが良いと思います。

カジュアル面談は合否に影響ない??

ただ、採用の判定には使われない面談と言われていますが、コミュニケーション能力は当然みられます。それ以外にも、社会人としてのキャリアを聞いてきたり、企業側も探りを入れてくるので、ある程度採用に影響はあります。

一般の採用面接と異なるのは、こちらの職務経歴書や履歴書などの書類を提出する前にフラットな状態で話を聞けることと、その結果、不採用という結果を突き付けられることがないということです。

しかし、カジュアル面談だからと言って無礼な態度をとったり不愉快な雰囲気になるような場合、その人と一緒に働きたいと思う人は少ないので、その後の正式な採用面接で不採用を突き付けられる可能性が高くなります

カジュアルとは言え事前準備は必要

カジュアル面談という表現から、フランクに何でも質問できるという場と勘違いして何の準備もしないで良いのかというとそんなことはありません。面談をする企業側の社員も通常業務の時間を割いてくれています

それを踏まえて、全く行く気のない会社で何の事前情報収集も行っていないような状態だと、良い印象は与えません。本音のところは置いておいて、事前に企業研究をしたうえで自分のキャリアにつながる可能性がある所を選択してカジュアル面談を依頼すると、社風や仕事のスタイル、社員の雰囲気などを聞き出せると思います。

内定もらっても、返事を先送りする方法

カジュアル面談を行って、正式な応募をして、複数の面接を通過して内定をもらうと、次はそのオファーを受けるかどうかの判断にせまられます。

エージェントもここまでくれば、あともう少しなので、内定もらったんだから行かないともったいないよねと言ったような論調で間接的に急かしてきます。

そうは言っても、転職というのは、人生において結構重要なイベントなので、すぐ決断するには躊躇しちゃうこともあると思います。

内定もらったら、決断をせかされる

一般的には、企業側が内定を出してから、それを受けるかどうかの返事は、2週間以内に出すようにと言われることが多いです。企業からエージェントへもそのくらいの期間で返答するようにと依頼されるので、エージェントもその期間内に返信を迫ってきます。

でも、焦らせすぎて見送られるのも困るので、表面的にはよく考えて決断するようにという体裁ですが、間接的にオファーを受ける方向で説得してきます。

そんなに急に決断するほど、今の職場を離れたいと思っていないと思ってしまうのであれば、一旦は断った方が良いと思いますが、もう少し返事するまで考えたいという事であれば、エージェントに返事を少し待ってもらえないかって相談してみるとよいと思います。

カジュアル面談して、返事を先延ばしする

オファーを出した後、受けるかどうかの返事を気長に待ってくれる企業もありますが、期間が長ければ長いほど、断られるリスクが出てくるので、1ヶ月待ってくれる企業は多くありません

そこで、確実に引き伸ばしできる方法は、2つあります。

まずは、内定もらった後でも、もう一度じっくり考えたいので社員の人ともう一度カジュアル面談を依頼する方法です。この依頼には大抵の場合は応じてくれると思います。この場合、面接してから、1週間くらいは期限を引き延ばせると思います。

この方法であれば、再度面談した結果、自分のキャリアに合わない可能性が高いと感じたとか言いながら断る選択肢も残しながら検討が出来ます。

年収交渉で、返事を先延ばしする

もう一つは、年収の交渉です。内定通知時にいわれた年収額よりももう少し上げてほしいという交渉です。こちらは、自分で行うのは非常にストレスのかかる作業なので、エージェントに相談して企業側と交渉してもらう事で返事を先延ばしする事が出来ます。

一度内定出ているので変更は難しいかもしれませんが、時間は稼げます。エージェントに聞いたところこの交渉を受ける企業もあるし、通知額で受けられないなら内定取り消しになるケースもあります。従って、これはちょっとリスキーな交渉ではありますし、年収交渉が成立した場合は、断りづらくなってしまうという弊害もあります。

いずれにしても交渉するのはエージェントと相手企業の人事部なので、転職した後で配属する組織の上司にそのやりとりが情報として流れることはないので、心象を悪くするのではないかなどを気にする必要はありませんが、先延ばしすればするほど悩みは膨らむので、できるのであれば正式に応募する時に転職時期を決めて進めることをおススメはします。

正式応募時に転職時期決めて始めてるのに、

結局内定もらっても転職してない人が言うと説得力がないですね・・・

転職時期は決めていましたが、面接で分かったこととか内定時の条件などの折り合いがつかずにオファーを断ると言うこと自体は、よくあることです。

なんとなく転職て考えていると、そこの判断で見誤ってしまうのではないかなって思います。

転職する際の心がけ

20年もなんちゃってコンサルをやっていると、様々なプロジェクトを経験していて、その都度クライアントも変わるし、メンバーも変わるので、小さな転職を何度も行っているような感じです。

多くの経験をする事が出来るので、転職せずにとどまることでやりたいことはどこかにあるという思いが強くなり、結局転職することなくここまで来ちゃいましたが、それでも2,3年毎にそろそろ転職時かなと考えてしまうことがあります。

そのきっかけは、今やている仕事が自分のやりたいことではないと感じた時で、それ以外の理由で転職活動すると、自分の転職理由が説明できないんですよね。すると、それを見透かされて採用見送りにされるか、内定もらっても明るい未来を想像できずにこちらから断りを入れたりということになってしまいます。

そういうことを繰り返してたどり着いた結論は、

・やりたい事が出来ているかを自問自答
・やれていないならその理由が何なのか考える
・それが、「やっていないだけ」なのか「できない環境なのか」を分析して
・できない環境であるならそこで転職を検討する

という自己分析が重要だなぁと感じています。そして、その結果、「できない環境なのか」の分析でほぼ大抵Noとなり、転職活動はするけど転職しないという結論に至り20年という歳月を現職場で過ごしているなんちゃってコンサルでした。

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